Career

【サステナブルな働き方】長く続けられるキャリアを考える

最近、環境問題などでよく使われる「サステナブル(=持続可能な)」という言葉。

この言葉、働き方の面でも大切にすべき言葉だと思います。

「いつまでこの仕事を続けられるか(続けたいか)」
「この先どんなキャリアを積んでいけるのか(積んでいきたいか)」

…できることなら、一度始めたことは長く続けたいですよね。

最近の私の働き方のテーマも「サステナブルであること」

今、フリーランスとして独立して4年目を迎えています。
今の働き方は本当に自分に合っていて、今まで築いてきたことを大切に、この先長く続けていきたいと思っています。

数年前を振り返ると、
「寝る時間もなかったがむしゃら期」
「仕事がなくて暇を持て余した期」のどちらも経験しました。

今の働き方は、少しずつだけど理想に近づいているところ。
今回は「サステナブルな働き方」をテーマに書いていきたいと思います!

人生のがむしゃら期

私がフリーランスとして完全に独立したのは2017年。

当時働いていた会社を辞めて、料理家さんのアシスタントも卒業して、完全に自分で自分の仕事を作っていくと決めたときです。

一応、自分の覚悟として税務署に「開業届け」を出しました。
…ただ、出したものの特にこれといって変化はないのでそのまま家に帰りましたが(笑)

独立する3年くらい前までは、今振り返ってもよく頑張ったなと思うほどがむしゃらに働いていました。

当時は、まだ独立するほど十分に稼げるわけではなかったので、
・週3日は事務の仕事
・週2日は料理家さんのアシスタント
・残りの週2日は自分でお料理のワークショップを開催。

…つまり週7日仕事。

その時も、たまに企業からレシピ作りや撮影のお仕事をいただいていたので、事務の仕事が終わって猛ダッシュでクライアントのオフィスに向かって打ち合わせ。

家に帰ってからは資料作り、レシピ記事の原稿書き、作ったレシピの料理写真を撮るのは絶対に自然光がよかったので、夏は朝4時に起きてレシピを作っていたこともあります。

その時は、丸1日休みというのが月に2日くらい。

常に、「あと12日働いたら休みだ…!」と考えていました。

当時は本当に毎日疲れていて、その時住んでいた学芸大学から渋谷に移動するのに電車で10分もかからないのに、その移動中すら口を開けて寝ていました(笑)

そして、狭い一人暮らしの部屋なのに、疲れすぎてベッドに辿り着けず床で寝ていることも多々。

あの時は若くて本当によかったです。
今の自分には絶対同じスケジュールはこなせない…。

あの時頑張ったから今があるという自負はあるけど、この生活を5年以上続けるのは絶対に無理でした。
今思い出しても戻りたくはないな(笑)

仕事がなくて暇を持て余していた期

さて、振り切ってこちらも経験済みです。

フリーランスとして独立してから、丸々1ヶ月暇で暇で辛かったことがあります。
特にすることもないので、3日くらいPCの充電をしなくてもよかったほど暇でした。

どちらかというとこちらの方が辛かった。
なんでこんなに仕事の依頼メールが来ないのか、こういう時は待っても待っても誰からも連絡が来ないんですよね。

このままじゃ、フリーランスとして廃業かと思うほど焦ったとき。
これもまた、今思い出しても戻りたくないです。

今の働き方を5年後も続けられるか

どちらも経験して思うのが、「この先5年後も、今の働き方を続けたいか?」ということ。

がむしゃら期に関しては経験しておいてよかったと思うけど、30代も半ばに差し掛かった今、寝る時間を削ってまで働くことはオススメしません。

3年くらいはがむしゃらでもいい、でもそれを過ぎたら働き方は変えるべきだと思っています。

逆に仕事がなくて暇な時期も経験して、そこで学んだのは「単発ではなくて定期的にいただける仕事を作ること」の大切さでした。

あの時諦めなくてよかったと思っています。

自分が心地のいいスタイルを探す

実際どちらも経験して思うのが、自分の心地いいスタイルって人それぞれなんですよね。
私もここ最近ようやく自分の「心地いい」と思える働き方が叶ってきています。

そんな自分の「ちょうどいいスケジュール感」がわかってからのマイルールはこちら。

土日は休む
(クライアントさんもお休みしているのでメールも来ないしちゃんと休める)
一ヶ月の中でどこか1週間はアポや現場の仕事を入れない週を作る
(人に会わず自分の仕事に集中する時間を作る)
夜ご飯の後はメールの返信をしない
(オフモードに切り替えたいので)

どれもイレギュラーな場面はあるし、たまたま仕事が立て込む時期というのもありますが、なるべく自分の決めたルールの中で仕事をするようにしています。

せっかちなので、すぐに「あれもこれもしちゃおう!」となるのですが…。
長い目で見て、自分が心地いいと思える「サステナブルな働き方」を模索していきたいですね。